寒くなると欠かせないウールのニット。
シェットランド、フロート、USモー、そしてカシミヤ、
どれも私たちが大好きな自然素材です。
今回は、それぞれのウールについて
スタッフの声とともにご紹介します。
一年を通して冷涼で、絶え間ない雨と強い風にさらされるイギリス最北端のシェットランド諸島では、人の10倍以上もの数の羊が暮らしています。その毛は軽くて油分を含み、厳しい気候に耐えうるあたたかさと丈夫さを兼ね備えています。45Rのシェットランドは、地元の老舗紡績メーカーの「JAMIESON’S」から送られてくるリアルシェットランドを100%使用しています。
●気兼ねなく毎日のように着られる
●最初はチクチクすることもあるけど、
着ていると馴染む
●発色がきれい、色がかわいい
空に浮かぶ雲のように軽く、やわらかなフロート。オーストラリアの広大な大地で、のびのびと育ったメリノウールに手間と時間をかけて、軽やかなフロート糸を紡ぎました。ふわふわとやさしい肌触りは、ウールのチクチクが苦手な方にも、きっと気に入っていただけるはずです。
●とにかく軽い、縮絨されていても軽い
●美味しくて、虫に食われやすいので要注意!
●タートルは苦手だけど、フロートなら着られる
カナダとの国境にもほど近いアメリカ北部、ロッキー山脈の麓で育ったウシ・・・ではなくヒツジのUSモー。特徴は、原毛から細かく短い繊維を梳き落とした梳毛(そもう)糸を使っているということ。なめらかな光沢があり、ぎゅぎゅっと目が詰まっていてドライタッチ。スウェット感覚で着ていただけるウールです。
●良い意味で、ウールらしくない
●カットソー感覚で着られる
●毛玉になりにくい
カシミヤ山羊の硬い外毛の内側に生える柔らかい産毛は、厳しい寒さから身を守るために生まれました。軽さとなめらかさはもちろんですが、45Rのカシミヤはリネンやシェットランドのような粗野な力強さを感じるように、粗さを残して糸を紡いでいます。
●カシミヤはやっぱり上質
●ウールよりもあたたかい
●着ているとテンションが上がる
| 素材 | シェットランド | フロート | USモー | カシミヤ |
| 主な原産地 | シェットランド諸島 | オーストラリア | アメリカ | モンゴル |
| 扱いやすさ | 丈夫 | ややデリケート | かなり丈夫 | デリケート |
| 重量感 | 見ためより軽い | 雲のように軽い | ぎゅっと肉厚 | 着ているのを忘れる |
| スタイル | カジュアル | 万能 | カジュアル | エレガント |
| つくり手の想い | ざ〜っくり、 ツイーディ | 45Rの ニットの顔 | 無骨さを感じる ミリタリーニット | 見た目はリネン、 触るとカシミヤ |
| 価格 | 45,000円〜 | 30,000円〜 | 40,000円〜 | 70,000円〜 |
ウールといってもその個性はさまざま。
品質を保つためにお手入れは欠かせませんが、
もともとは生きている羊たちの毛。
だからこそ、少しお手間がかかります。
けれど、愛情をもってケアしてあげれば、
きちんと応えて、長く寄り添ってくれるウールです。
ぜひ、お気に入りのウールニットを見つけてください。