「気持ちの良い服を、喜んできていただく」これは45Rの理念。
わたしたちが長年理念を追求してきたようにTシャツも同じく深化してきました。
古いTシャツをお手本にはしていますが、常にアレンジして、時代に合わせながら45Rだけのものづくりを続けています。
原料はジンバブエコットン。
45Rのコットンの主役です。アフリカの太陽を燦々と浴びて育ったコットンはハリとコシがあって元気一杯。なにより生地にした時のドライタッチな風合いが最高です。綿花に余計なストレスをかけずに全て手摘みで収穫されるので丈夫で繊維の長いコットンが取れます。
次はジンバブエコットンを使って糸づくり。特製の機械でムラのある糸を紡ぎます。一本の糸の太さが不揃いということです。ムラ糸で編んだ生地は表面に凸凹とした風合いが生まれるので、肌にベタっとひっつかず、気持ちよい肌触り。洗濯してもゴワゴワと固くなることがありません。
その糸で天竺の生地を編み立てます。ぎゅ〜っと目を詰めて編むことで、
しっかりと生地の目面が立って、凸凹感がはっきりと感じられます。まるで生地の目が笑っているようで、わたしたちはその表情が大好きです。
縫製は着る人への優しさを第一に考えました。縫う糸は生地に馴染むようにオリジナルの綿糸。生地を縫い合わせるロックミシンは改良を重ねて裏側に出る縫い代をみじか〜く。裁断で切り取った部分も無駄にせず、破れやすいTシャツの背中の背当てにしました。どれも長く、気持ちよく着られるための工夫です。
よく洋服の裏側に縫い付けられる品質表示のタグもなくしました。生地の裏側に品質表示をプリントしています。これで問題なし。肌触り優先です。
そしてこの文字、よく見るとお茶目に踊っているように見えます。手書きの文字を一文字ずつ切り貼りした原稿をプリントしたのです。最後まで手による仕事を残したいというわたしたちの想いです。
わたしたちのTシャツは何度洗濯してお日さまの下に干しても
もぎたての果実のようにフレッシュな洗い上がり。
洗い込んで色が褪せても、襟が擦り切れても、くたびれる事はありません。
なによりどんどん身体に馴染んできて、10年以上は全く問題なく着られるくらい丈夫で長持ちです。
着ている人が年を重ねるのと共に、味わいを増していきます。
わたしたちはこれからもお客様への感謝を込めて、
まじめにTシャツを創り続けていきます。